バイク保険の普及率
低い普及率には理由がある
現在バイク保険の普及率は、対人賠償責任保険に加入している割合として全体の36.6パーセントというデータがあります。これに対し4輪車の任意保険に加入している人の普及率は75パーセントを超えていると言われており、バイク保険の普及率は非常に低いことがわかります。
この理由として、バイクは比較的4輪車に比べて安価で、購入者に金銭的な余裕のない人が多いことが挙げられます。バイクのローンで手一杯で、月々数千円の保険掛金まで支払う余裕が無い人もいます。
さらに、実は保険会社もバイク保険をあまり販売したくない、とも言われています。というのも、バイクでの事故は発生率が高く、バイク保険を販売すればそれだけ保険金を多く支払う可能性が高まるので、あまり積極的には自動車保険(4輪)や生命保険のように販売していないとも言われています。
保険会社の事情はいざしらず、自賠責保険は保険としてはあまりに不十分なので、任意保険は必要です。バイクを購入する際にはローンの支払だけでなく、保険の支払いも考えて検討しましょう。
<参考>
自転車保険の普及率は現在では低いですが、急速に増加しています。「自転車保険比較.com」