バイク保険

バイク保険の必要性

笑顔のために、安全運転とバイク保険

4輪車では約70%が自動車保険に加入していることに対して、バイクはわずか35%であると言われています。ここで言う保険とは任意保険のことですが、それでは、バイクは加入が義務付けられている自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)だけで十分なのでしょうか。バイクの事故発生率は4輪車の1.5倍と言われており、さらには事故が起きた場合の怪我はバイクのほうが深刻な結果になりがちなことからも、むしろバイクにこそ任意保険が必要であると言えるでしょう。

 

自賠償保険でカバーできるのは、傷害で120万円、死亡に対しては3000万円、重度後遺障害に対しては4000万円です。死亡事故の賠償は1億円を超えることがあり、その場合はとても自賠責保険ではまかないきれません。加害者は莫大な負債を抱えることになり、先の人生に大きな重しとなります。一方で、賠償金を払いきれない場合は被害者に対し、事故被害に加え金銭的な苦しみまでも与えることになります。

 

また、この自賠責保険は自分が怪我をした場合の保障はありません。入院しても、障害が残っても、そして死亡しても保険金は支払われません。
しかし、任意保険をかけていれば、このような事態を避けられます。むしろ自賠償保険が保険として不十分である以上、任意といっても任意保険に加入することはこの巨大なリスクを考えれば当然と言えます。

 

事故さえ起こさなければ、保険など入らなくても問題はないと考えている人も多いでしょうが、安全運転を心がけていても事故は一定の確率で起きるものです。まさか自分が、と後悔したときには手遅れです。月数千円の出費を惜しんで残りの人生を棒にふるのはあまりに馬鹿げている、と思います。

 

保険をかけたからと言って不幸な事故が減るわけではないのですが、実際に事故が起きてしまった場合、さらなる不幸を最低限に抑えることができます。自分のためにも相手のためにも、保険なんか必要ないと考えている人も今一度加入を検討してはどうでしょうか。
なお、「バイク保険安い会社を調べました!」も御覧ください。